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2019-04

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オスカーとルシンダ

主演はレイフ・ファインズとケイト・ブランシェットの二人。
監督は同じくケイトを主演に迎えた「シャーロット・グレイ」のジリアン・アームストロング。
イギリスの文学賞であるブッカー賞を受賞したピーター・ケリーの原作を映画化したもの。

ビクトリア朝時代のオーストラリアとイギリスを舞台にして、父の宗派と違えて牧師になったオスカーと、お転婆で相続した親の遺産を使ってガラス工場の経営者となったルシンダという全く接点のなかった二人の人間が「大のギャンブル好き」であることで徐々に惹かれあっていく。社会からつまはじきにされている二人は、暫しギャンブルを我慢していたものの、遂にオスカー自身がオーストラリアの奥地にガラスの教会を無事に運ぶことができるかという一世一代の賭けに挑戦するが......!?

二人の気持ちがすれ違ってしまい、切ない。思わず「勇気を出せ、オスカー!!」と応援したくなるほど観客はなんともヤキモキさせられる。
それほどオスカーは幼少時代になにかを置き忘れてきてしまったような大人で、賭け事以外はまるで頼りなく、運命に翻弄されていく。世の中に拒まれた者独特のオドオドした身振りをし、けれど純真な心を持つオスカーをレイフ・ファインズが好演している。

時代背景が僕等にはわかりづらいのだが、兎に角「宗教映画か?」と思われる始まりから、恋愛、冒険と盛り沢山の展開を見せる。
賭けのシーンや教会が船で向かってくるシーン等はもっと演出に工夫できるのではないかと思うほど坦々としているが、オスカーとルシンダの孤独と哀しみについ感情移入してしまう。


これは余談なのだが、最近個人的に美しい数々のガラスに触れる経験があったので、思わずガラス精製のシーンには身を乗り出してしまった。
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プロフィール

晋撰堂

Author:晋撰堂
晋撰堂は京極夏彦の京極堂シリーズにかぶれていた頃に命名。
自分の名前にも由来していますが、文化的娯楽作品から気が向いたものを取り上げてレビューを書いていこうと思います。たまに雑記と称して日々の雑念も放出します。
ただ問題は、ほとんど更新をしないということ。休眠状態を常としている現状ですが、もっと気軽に書けるよう努力してみようかと思ったのも、本日の気の迷いかもしれないです……

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