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2019-01

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夏のおわり

長い長い旅から帰ってきたものの、この大地に足を踏み込んだ瞬間

―まだ帰ってくるには早すぎた。

と感じました。尋常ではありませんよ、この暑さは。仕事のあった昨日を除き薄暗い自室に籠って暑さから逃れていた訳ですが、しかしどうやら今日でその夏も幕引きのようです。
これは甲子園高校野球選手権と云う行事が始まった昔から決まったことです。
球児たちが最後の汗を流し、そして思わず頬を伝った涙に暮れなずむ夕日が写った瞬間、いつもこの夏のおわりに気づかされるのです

それにしても今日の広島広陵vs.佐賀北の決勝戦は凄まじかったですね。仕事を病欠(!!)して観戦しただけのことはありました。
僕自身は私立高校出身ですが、ハンデを抱える県立高校が強豪私立高校に挑みかかると云う構図のもと、公立高校の佐賀北を応援していました。いや、それ以上に、前の数試合を観て、昔少年野球でセカンドを守っていた僕は佐賀第一の二遊間の鉄壁の守りに完全に魅了されたと云う理由のほうが大きいかもしれません。
広陵が2点を先取したときは危機感を感じていませんでしたが、兎に角佐賀北はテンポ良く巧みに変化球とストレートを投げ込む広陵野村投手の前にバッタバッタと三振し、かつ広陵打線の隙のない攻撃に毎回ピンチを背負い、その都度ファインプレーで凌ぐ――まさに背水の陣と云った様で終盤を迎えます。そこに遂に7回、広陵にダメ押しとも思われる2点を捥ぎ取られます。僕も

―もうここまでか......

と天を仰ぎました。半ば諦め、半ば奇跡を祈って応援を続けていたところ、奇跡は起こりました。
勝利の女神の悪戯か、甲子園の魔物の気まぐれか――8回の佐賀の攻撃。満塁、押し出し、尚も満塁で3番の副島がなんと逆転の満塁ホームランを放ったのです。
昨年のプロ野球日本ハム優勝のときから使い古されている言葉ですが、信じられない――この心境に尽きます。
そして最終回、昨年の高校野球決勝戦最終対決(マー君vs.ハンカチ王子)がそうであったように、今年も見せ場の最終対決はそれまで力の限り投げ戦ってきたエースが各々マウンドとバッターボックスに立って相対峙したのです。そして結果、広陵野村の三振――その瞬間をもって大歓声に包まれた甲子園のマウンドに選手たちは駆け集まり、優勝の二文字を噛み締めました。

毎回その勇姿に力づけられ、感動するのですが、また同時に夏のおわりの予感に少し寂しさを覚える甲子園――来年も楽しみです。
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晋撰堂

Author:晋撰堂
晋撰堂は京極夏彦の京極堂シリーズにかぶれていた頃に命名。
自分の名前にも由来していますが、文化的娯楽作品から気が向いたものを取り上げてレビューを書いていこうと思います。たまに雑記と称して日々の雑念も放出します。
ただ問題は、ほとんど更新をしないということ。休眠状態を常としている現状ですが、もっと気軽に書けるよう努力してみようかと思ったのも、本日の気の迷いかもしれないです……

コメント、リンク等も何卒御気軽に。

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